妄想MAXIMUM



DODONPACHI MAXIMUMのツアーコンダクターさんがアリス兄さんに見えるよね、っていつものパターンw

以下ついったーログより。一部修正加筆。

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というわけで怒首領蜂MAXIMUMのツアコンさんがアリス兄さんにしか見えなくなっているので適当に妄想を書く

博士(Dr. Ingram K. Daugh):天才だが人間的には色々とあれな所謂マッドサイエンティスト。童貞。

ツアコン(アリス):博士の助手。博士が若い頃に作った人造人間。本当は女性型を作って(中略)のつもりだったが資料がなかったため*1習作として男性型を作成。しかしどうやらまぐれで完成しただけらしく、その後どうやっても後継機が出来ず現在に至る。 色々と諦めきれず女性名を付けて女性として傍に置いているが、博士は生理的にはまともらしく手は出していない模様。

博士はこの世で最も高性能を要求される機械、即ち兵器の製作にハマり、「EVAC Industry」という会社を立ち上げた。しかし彼のあまりにも天才的な発想により、製品は常人には理解不能な兵器ばかりで全然売れなかった。

そんなある日、糊口を凌ぐためスーパーのパートで働いていたアリスが1枚のチラシを持ち帰ってくる。「博士、わかりました。EVACに足りないものは宣伝です!」

かくして、博士はEVAC Industryの社運をかけて自社製品の宣伝のために弾幕体験シミュレータ「M.B.S.」を製作した。

「博士、何ですかこのユニフォームは」「M.B.S.の案内役…ツアーコンダクターだ、お前しか適任がおらんだろう」「また女装ですか」「オペ子さんはシステムの必需品じゃ!(ドンッ) お前は元々女性型のつもりで作ったのだ、胸にパッドさえ入れておけば問題ない!」「…」

「それではよい弾幕体験を。行ってらっしゃいませ。」

――M.B.S.による宣伝は大成功をおさめ、EVAC Industryは世界有数の兵器メーカーかつ、(表の顔としての)重工業メーカーにのしあがった。

しかしながら、EVACの製品はしだいに殺傷力やコスト重視のものとなり、博士の追い求めてきた「弾幕の美しさ」は軽視されるようになっていった。身体が老いて、精神的に不安定なところも多かった博士は、会社の実権ももはや与えられず、病人のように自宅に引きこもらされていた。

ある日、博士はアリスを呼び寄せ、すっかり古ぼけてしまったM.B.S.を動かすように命じる。博士はそれは楽しそうに一通り体験し…、最後まで到達して…、その姿勢から動かなかった。

「…博士!?」慌ててM.B.S.のヘッドマウントディスプレイを取り外すアリス。

「…大丈夫だ、生きとるよ」だがその表情からはもう、博士の余生がわずかであることがありありと感じ取れた。

「アリス…EVACはもうだめだ。もう、EVACからは美しい兵器は生まれない。私ももう長くない…。だから最後に、私に、私のためのM.B.S.をやってくれ。私に、私の作った全ての兵器の、いちばん美しい姿を見せてくれ。」

「私がEVACで設計した最後の兵器、『ティーゲル・シュベルト』と『パンツァー・イェーガー』の試作機が出来上がっている。それを持って…国連軍に行きなさい。」「国連軍?」

死の商人であるEVAC Industryを滅ぼせば世界から戦争がなくなる…、そんな青臭い正義に駆られた『ロイド・エヴァンズマン』という、若者がいる。彼のところへ行きなさい」「博士…まさか…」

アリスは何か言いたげにしていたが、しばらくの後に、立ち上がって壁にかかったユニフォームを取った。それに袖を通すと、息を一つ吸い、微笑んでM.B.S.のナレーションを始めた。懐かしいよそゆきの女声と台詞。

「おまかせ下さい、博士。私が…何回M.B.S.のコンダクターをやったと思っているんですか? どうぞリラックスして。博士のお望みの、最高の弾幕体験にご案内します。」

「…それでは、行ってまいります」

*1: 童貞のうえ当時は無修正のエロを見るのが困難だったため・・・というアラレちゃんメソッドw