1年間の総括2

とにもかくにも妊娠の経過が順調で、僕自身がデブだったためあまりお腹が目立たなかったことも手伝って、自他ともにあまり大事にされないまま36週目になり、里帰り出産をするために僕は旭川の実家に移りました。2013年の年末です。
ぶっちゃけ、赤ちゃんが生まれるまでの2か月強の実家での生活は、全然楽しくありませんでした。

  • 良いこと
    • 家事をほとんどしなくていい
    • ちゃんとした食事が食べれる
    • 病院が近い(車で5分)
  • 良くないこと
    • 家に祖父と叔母が同居しているため、1人になれる時間がない
    • とくに1Fには半分寝たきりの祖父と僕と2人しかいないという時間がほとんどだったので祖父の体調が悪かったりすると気になってすごくストレスがたまった
    • 母が機嫌悪くなったときの口調が怖い、というか朝は忙しいので大体その口調で父と会話している声で起こされるのが辛い
    • 車がないため1人で外出ができない(冬だったので1人で歩いて外出は流石にダメと言われていた)
    • PCがないので絵が描けない
    • 1人になれる環境と自分専用の机がないので手書きでも絵が描けない(これが一番デカかった、環境があれば漫画のネームとか切っていくらでも時間が潰せたと思う)

なので母が1Fにいるときだけ申し訳程度に家事を手伝い、母が2Fで事務作業をしてたり仕事に出ている間はずーっとベッドの上でスマホをいじり、それに飽きたら寝るという生活をしていました。僕の人生の中でも屈指の「時間を無駄にした」時期だったと思います。

そんなこんなでお正月も過ぎ、自分の誕生日も過ぎ、出産予定日(40週)の1月24日を迎えましたが、診察しても全然赤ちゃんが下りてきてる様子はなく。というか39週ぐらいに聞いた話なんですが、妊娠36週までは体を大事にしてお腹が張らないようにした方がいいけど、それ以後はどんどん歩いたりしてお腹を張らせて(お腹の張り=子宮の収縮なので)とっととお産が始まるようにするものだったらしい・・・初耳だよ!!札幌にいたとき病院でも母親教室でも一度もそんなこと言われなかったよ!!

結局41週に突入しても状況に変化がなかったので、2月3日に入院して陣痛促進剤を使って産むことになりました。なんですが前日の2月2日の朝、生理痛のようなお腹の痛みと生理の多い時ぐらいの出血があって、病院に行ったら「おしるし」でしょうとのこと。予定から1週間半遅れてようやくコナ美は出てくる気になったようです。でも結局子供も全然まだ下りてきてないし子宮口も開いてないということで、予定通り3日朝に入院して陣痛促進剤を使うこととなりました。3日から始めて陣痛を来させて、4日には生まれるスケジュールだそうです。夫も、土曜に様子を見に旭川に来てくれてたのでちょうど良いといえばよかったです。そのまま会社の休みを3日間取ってもらいました。(土曜日に「月曜に入院」の話をされたので)

病院の病室は大部屋が2部屋と個室が4部屋だったかな?あるところで、大部屋で陣痛促進剤を使い始めて、お産が始まったら分娩室(LDR)に移って産んで、生まれたら赤ちゃんと一緒に個室に移る流れとのことでした。なにしろ産院なので赤ちゃんの生まれ方によって混雑度が変わります。私が入院した時はガラガラで、大部屋には私1人しかいませんでした。
飲み薬を間隔をあけて何回か飲みました。節分の日だったのでお昼ご飯は豪華でした。午後になって薬が効き始めたらしく、生理痛のすごく痛い時のような痛みが規則的に来るようになりました。(この辺個人差があると思うんですが、僕の場合は陣痛の痛みは痛みのレベルだけでいうと生理痛の重いやつって感じでした)立ったり息を吐いてみたりいろいろ痛みに耐える方法を模索して、結局「ベッドの柵に向かって足をつっぱる」に落ち着きましたが、落ち着いたのは朝になってからで、夜1人になってからひたすら痛みと戦っている時間は辛かったです。肉体的にではなく精神的に・・・。話す人がいれば「痛い痛い痛い痛い」とか言って気も紛らわせますが1人だとなんもできませんからね・・・様子を見に来てくれた看護師さんから姿勢を変えるためのクッションとか腰を温めるための小豆?の入った枕みたいなのの支給を受けました。