スーパーイケメンタイム2


以下はPhotoshopの使い方がある程度分かっている人じゃないと訳分かんないと思うんで畳みます。



陰影の付け方をかんたんに。
私はスーパーめんどくさがりなので焼き込みツールと覆い焼きツールでほとんどやってしまいます。

  • 大体の光源と影の付き方を脳内で決めたら(1)
  • 大きめのブラシサイズで焼き込みツールを使い大体の影を入れます(2)
  • あとはちょっとずつ影の付け方を細かくしていけばいいのですが、ある程度まで影を入れたら次は覆い焼きツールでハイライトを入れに行きます。(3)は(2)に軽ーくハイライトを入れただけなのですが、(2)より影が濃く見えますよね?


影の付け方を具体的に。
影には「ぼやっとした付けかた」と「パキっとした付け方」があります。鈍角に曲がっているところが「ぼやっ」、鋭角に曲がっているところが「パキっ」です。
顔の場合は鼻筋だけが「パキっ」でほかは「ぼやっ」となるでしょうか。衣服の皺なんかは「パキっ」がうまく使えるとリアル度が増します。
顔の陰影の付け方は写真を見て勉強するのが早いと思います。眉毛の下にきちっと影を乗せてやると彫りが深く見えます。あと目の下には涙袋がありますので、ここを盛り上がっている風に描くと目の印象が強まります。
前髪が顔に掛かるところとか、服のヘリとかは「落ち影」になるので濃いめの影を形をパキっと取って入れます。距離を離せば離すほど「浮いてる感」が増します。


髪の毛は毛束ごとに描くのを意識するとそれっぽくなります。
金属的な光沢の入れ方を採用しています。光るところを覆い焼きツール(ハイライト)で抜いて、その周りを焼き込みツールで一段階濃くします。これでテカっとした光沢が出来ます。
あとは指先ツールで毛の流れに沿ってなじませます。

主線の上に色を載せます。主線のレイヤー(ラスターペンレイヤー)の透明部分をロックして、上から任意の色でなぞります。色はその部分の色の濃い物(肌色の上だったら茶色とか)にします。
エロゲのCGなんかでは大抵この処理が行われているのですが、絵柄とか好みで真っ黒の線のままでも良いと思います。あとさらに面倒くさい時は、全部の線を濃いグレーとか濃い茶色にしてしまっても独特の味がでますよ。

あとはホワイトを入れて完成です。しっかりと主線を消してやるのがコツです。
慣れないうちは小さめに入れましょう。小さくてもホワイトはかなり目立つので。