箱ケツイとアケケツイの違う所を見つけたよ!って話(4/26追記)

表のブログでも書いたけど、全く違いに気づかなくて正直自分で自分の能力に疑問を抱いていたのですが、ようやく今日、自分でも違いに気づいて嬉しいので書いておくよ!

※書くまでもありませんが合っている保障はありません。
あと、ここで指摘する事象は「移植度を下げる要因」では全くありません。むしろ移植度の高さを実感したというほうが正しいかも。

違っている所=ゲームスピード

ここでいう「ゲームスピード」とは何か?というとですね。
ケツイは、強制スクロールのゲームなので、一定速度で動くベルトコンベアーの上にステージの背景と敵キャラが乗っていて、僕たちは、自分の作業スペース(画面の見える範囲ですね)に入った物だけを処理できる、といった感じにたとえることができます。

このベルトコンベアーの速さが、「ゲームスピード」です。
仮に、このベルトコンベアーが、箱ケツイでは、1分間に60cm動いているとします。
これはシームレスに動いているわけではなく、ラッチ(歯車)みたいな機構で、1秒に1cmの割合で、カチカチカチカチ・・・って感じで動いています。そしてベルトコンベアーの上の物もまた、その1秒ごとに様々な動き(弾を撃つとか、動くとか)をしています。昔の大がかりな自動人形のオルゴールみたいに、カタカタカタカタ・・・って動いているように見えるはずです。もちろん自機もそのベルトコンベアーの上にある物になりますので、自機は、1秒ごとにプレイヤーの操作の指示を見に行って、上下左右に動いたり、弾を撃ったり、ロックを掛けたりしています。

そして、じつはアケケツイでは、このベルトコンベアーの速さは、1分間に57cmでした。(57じゃないかもしれないけど、60よりはちょっと少ない数字のはずです)
歯車のラッチの間隔は同じでカチカチ動くのですが、その速度が遅いです。箱では1秒に1cm進んでいた物が、(60÷57)秒に1cmしか進みません。
やっていることは全く同じで、ベルトコンベアーの上に乗っている物も全く同じです。
でもこの(60÷57)秒の違いが、熟練したプレイヤーになればなるほど困りものになってきます。
熟練者であればあるほど、身体で動きを覚えています。ベルトコンベアーの次の1cmに何が乗ってくるのか、それを効率よくさばくためには自機にどんな操作の指示を与えてやればいいのかを、覚えています。

では、57秒のコンベアーと同じ動きを、60秒のコンベアーでした場合、どうなるのか。
答えは簡単で、1分につき3秒分、遅れた動きになります。コンベアーはプレイヤーの想像よりも3cm先に進んでおり、その3cm分に乗っかっている敵キャラが、弾を撃ってきます。
しかも不幸なことに、ケツイの敵弾のほとんどは弾速の速い自機狙い弾です。同じ場面でも、自機のいる位置によって大幅に弾の撃たれ方が変わってきます。

実際のゲーム上でこの3cmの違いがどうプレイヤーの目に映るのかというと、
・敵弾が速い、敵の動きが速い
(全体の動きの速度が違うので必然)
・本来倒されていて弾を撃たないはずの敵が撃ってきた
(実際にはその前の敵の処理が遅れているため対象の敵が長く生き残っている)
・敵の弾の撃ち方が違う、アケ版では来なかった位置に敵弾が来る
(実際には敵が弾の撃ち方を判断して撃ってくるタイミングが早い。またその時の自機との位置関係が違うため、自機狙いが異なっている)
・自機のロックのタイミングが違う
(ロックを掛ける判断をする間隔も速くなっているので、タイミングによってはボタンを押してからの速度が違ってくる)

周りの人の意見と自分の感覚で気づいたのはこのぐらいでした。

アケ版のパターンを通用させるにはどうすりゃいいのよ?

これは単純に、「自分の動きを(60÷57)倍の速さにすればいい」のです。
もちろんそんな簡単に出来る話ではないです。コンピュータ的な入力&出力のタイミングが変わっているので、単に動きを変えればすべてが可逆になるわけではありません。
でも、騙されたと思って、「一呼吸だけ早く動き出す」のを意識してみて下さい。たとえば「敵Aを倒してから、次に出てくる敵Bを出現場所に迎えに行く」と言う動作をするとき、今まで「倒しきってから動く」だったのを「倒せてるかわかんないけど多分倒せてるからもう動きだそう」ぐらいにする感じです。
4面開幕とか縦穴とか、自機の動きで敵弾がコントロールできる場面であればこれでかなり「いい感じ」になってくるはずです。ヴィノグラドフ発狂とか、トラファルガとか、ばらまかれるのを受動的に避けないといけないところではこれが通用しないので人間力を上げていくしかないと思いますが・・・

以上、1周がやっとのへたれケツイヤーが適当に書いてみました。
専門的なことは分からないので色々あると思いますが笑って見逃して頂けると・・・

4/26 三原さんからTwitterでコメントを頂いたので引用。

http://twitter.com/miharasan/status/12874664141
藤棚見たよw うんとね、弾消しの後の処理が特定の敵にしか対応出来てないから根本的に攻撃周期が狂う、と思って下さい。 んで、音楽が360の地形のスクロールスピードに合わせているのに敵はそのままなので感が狂っちゃうと言う罠もあります。 とりあえず簡単な説明でした。


せっかく説明を頂いたのによく分かりません(つД`)申しわけありません・・・
「攻撃方法は合っているけど攻撃のタイミングがアケとは違うところがある」ってことで多分いいんですよね・・・
いずれにしろ現状、「パターンが違っているから死ぬ」と「単純に僕が下手だから死ぬ」の比率が1:100ぐらいなのでwwww
多分クリアできるようになるのには1ヶ月ぐらい掛かると思います・・・(アケでやっていた時に「一段階」進めるようになるのにだいたい1ヶ月掛かっていたので)